外国人向 京都のエリアガイド

外国人に人気の京都市内の居住エリア

日本で8番目の人口(約150万人)を有する政令指定都市である京都市はまた、それを中心として京都府南部・滋賀県南西部に広がる京都都市圏(京滋)に約268万人の人口を擁し(2010年〈平成22年〉国勢調査を基準とした都市雇用圏)、東京、大阪、名古屋都市圏に次ぐ日本第4位の規模で、京阪神大都市圏の一角を担います。 また西陣織、京友禅、京焼・清水焼、京人形などの精密で繊細な伝統工芸が最先端技術を生み出しており、グローバルに展開する企業も数多く拠点を構えております。 すでにITやライフサイエンス分野を中心に十数社の外資企業が府内に進出しておりますが、 近年では、京都企業の技術力や大学や研究機関の研究開発力が外資系企業から注目されております。

洛北・洛中エリア

京都駅から望む京都タワーの北側には東本願寺と世界遺産の西本願寺が並び、その近隣にある梅小路公園には人気の京都水族館があります。 京の台所と呼ばれる錦市場がある烏丸や河原町周辺は市内一の繁華街で、観光客が多く訪れます。碁盤の目のような通りやその呼び名も京都独特と言えます。 京都駅から北に真っ直ぐ延びる烏丸通りを上がると、周辺には様々な施設や名所・旧跡があります。 京都文化博物館や本能寺、広大な敷地を誇る京都御苑、京都五山のひとつ相国寺など、歴史ある名所から京都国際マンガミュージアムのようなユニークな施設もあります。西側には、世界遺産の二条城や北野天満宮などもあります。
鴨川と高野川が合流する地にある世界遺産の下鴨神社は、京都三大祭りのひとつ葵祭を、同じく世界遺産の上賀茂神社と合同で行います。周辺の北大路通りは交通量が多い市街地で、北側にはすぐ山間部が広がります。

洛南エリア

洛南エリアの大半を占める伏見区は、月桂冠や黄桜、宝酒造など全国でも有名な酒造メーカーや京セラなどの企業が所在する土地柄です。 昔は一面に田畑が広がり、京都市内とは一線を画す存在であったようですが、現在は京都市中心部や大阪方面のベッドタウンとしての印象が強く、市街地化が進んでいます。
洛南エリアは歴史を感じる事ができる名所も多く、京都駅から最も近い世界遺産の五重塔がある東寺や、10円硬貨のデザインで知られる平等院、豊臣秀吉が醍醐の花見をしたとされる醍醐寺、そして日本最古の神社建物である宇治上神社などは世界遺産として登録されています。 その他にも、全国の稲荷神社の総本宮で千本鳥居で有名な伏見稲荷大社や、寺田屋事件の舞台となった寺田屋など、歴史好きにはたまらない名所や旧跡があります。

洛西エリア

京都駅周辺や市内の繁華街とはひと味違う環境が、洛西エリアにはあります。嵯峨野トロッコ列車や保津峡の保津川下りなど、美しく広がる自然を満喫できます。 特に桂川に架かる全長200mの渡月橋は嵐山の観光シンボルです。太秦や嵐山、嵯峨野などは京都観光でも人気上位で、賑やかな繁華街の観光ではなく、落ち着いた静かな京都を楽しみたいという人に人気です。 また、正式名称を称鹿苑寺とする金閣寺や鳥獣人物戯画を所有する高山寺、庭一面苔で覆われた苔寺、京都五山第一位の天竜寺、金剛力士像のある仁和寺、美しい石庭の龍安寺がそれぞれ世界遺産として登録されています。 その他にも、紅葉が美しい八条ヶ池のある長岡天満宮や、一年中鈴虫の音が絶えないとされた、通称鈴虫寺、日本の国宝第一号である広隆寺、旧嵯峨御所の大覚寺など数々の名所・旧跡があります。

洛東エリア

東西を山と鴨川に挟まれ、一度は耳にしたことのある国宝や重要文化財が多数集まるエリアです。特に東山は、祇園や宮川町といった華やぎがありながら落ち着いた雰囲気の地域です。 五条坂周辺で作られる清水焼は、京扇子や京漆器などと共に全国的に知られている伝統的産業のひとつです。 北部に位置する世界遺産の東山慈照寺(銀閣寺)や平安遷都1100年記念に創設され、京都三大祭りのひとつ時代祭が有名な平安神宮、同じく三大祭りのひとつである祇園祭で有名な八坂神社、京都市内最古の公園である円山公園、鶯張りの廊下で知られる知恩院、豊臣秀吉を祀る豊国神社、そして世界遺産の清水寺など、挙げればきりがない程の名所や旧跡があります。 また、銀閣寺から法然院、永観堂、南禅寺などを通る「哲学の道」は日本の道100選にも選ばれています。

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